◯建物 一戸建て(木造)
◯施工部位 リフォーム
◯工期 7日
築20年近くとなり屋根材の傷みが進んだため、外装リフォームを検討することになりました。新築当時スレート材で施工した屋根は、汚れやひび割れ、コケ、色褪せなどが気になる状態に。さまざまな施工方法を検討した結果、金属製屋根材の「重ね葺き」工法をご採用いただきました。
重ね葺きは、既存の屋根の上にもう一度防水層をつくり、その上に新しい屋根材を葺いていきます。既存の屋根材をはがす必要がないため、廃材を出さない配慮、施工期間の短縮、断熱性や遮音性の向上などのメリットがあります。
同時に外壁の工事も行いましたが、こちらは既存材の状態が非常によく、塗り直すほどの傷みはなかったため、高圧洗浄で汚れをきれいに洗い落とし、クリア塗装でコーティング施工をさせていただきました。
柄や模様のある外壁材の場合、塗装により単色に塗りつぶされてしまう例が多くありますが、クリア塗装にすることで既存のイメージを変えることなく、この先の耐久性をアップすることができます。
新築当時の雰囲気をしっかり取り戻した、屋根・外壁のリフォームとなりました。
屋根の傷みがとても気になっていましたが、どのような方法で直すかをかなり悩んでいました。何社かに相談するなかで、納得感のある工事内容と見積りを提示してもらい、バランスがよいと感じたぬく森さんに依頼しました。外壁はクリア塗装で提案してくれたのもよかったポイントでした。
住まいによって劣化の具合はさまざまです。しっかり改修が必要なところと、既存材をまだまだ活かせるところをきちんと見極め、メンテナンス費用の最小化を考えたご提案をさせていただきました。そういった部分を信頼し、ご依頼いただけたことがとてもうれしかったです。また何かの際はぜひご相談ください。ありがとうございました。