今回は、築23年の家にお住まいのI様のお宅にお邪魔しました。
じつは奥様は店長林の親戚にあたりますが、おうちに関するあれこれが発生したときはいつも声をかけてくださるお客様でもあります。
奥様 築10年を過ぎたくらいから、いろいろお世話になってるよね。今ダイニングテーブルを置いているところはもともと室外で飼っていた大型犬用の部屋のようなスペースだったのだけど、それをリビングと一体化させたのが最初だったかな?それから、オール電化リフォーム、トイレの交換、子ども部屋を2部屋に分割、一番最近では屋根外壁の塗り替え…などなど、なにか家に手を加えるときにはいつもお願いしています。
もちろん親戚という前提はあるけれど、いつもしっかり丁寧にやってくれるし、要望はしっかり汲んでくれるし、親戚という関係を通り越して安心してお願いしていますね。
ご主人様 自分はけっこうDIYが好きなので、「ここまでプロに頼んで、あとは自分でやりたい」みたいなことも言いやすいのもいいよね。なにより世代が同じだから、感覚も近いし、話しやすい!私たちは25歳の時に家を建てたので、50歳手前でもう築23年を過ぎてしまって…でもずっとこの家で暮らせるように大事にしていきたいから、ここから先は本当にこまめにケアしていかないといけないなとは思ってます。
店長林 築23年とは思えないほどきれいに暮らしているIさんのおうち。これまでも本当にさまざまな工事をご依頼いただきました。結婚直後に家を建てられて、お子さんの誕生や成長、転勤に伴って賃貸で出すなど、ライフスタイルの変化や家の老朽化にあわせてその都度手を加えて来られましたね。
奥様 この犬用スペースをリビング化したときは、節約のために「床は自分で塗る!壁も天井も自分でやる!」と、仕上げ前の段階で受け取ったんだよね。ビニールクロスの上からDIYで珪藻土を塗ったんだけど、壁と新しい天井が終わったところで力尽きて既存の天井まで塗れず……そのまま10年くらい経っちゃったかも?(そのため今も天井は違う色…)次は自分でやるなどと言わずに素直にプロにお願いします(笑)。
ご主人様 残った珪藻土で寝室の壁に塗ったりもしたけど、やっぱり仕上がりが素人っぽいよね。ほんと、次はプロに頼もう!
店長林 家具の配置も暮らし方に合わせてその都度変えられていますよね。とても暮らしを楽しんでいらっしゃる印象が強いです。ウッドデッキもDIYで作らてしまう器用なご主人ですが、それでも難しい場所はいつでもお声がけください(笑)
ご主人様 こうしてみると、家の歴史を感じますね(笑)。新築当初は予算もなくて、「近所でもいちばん小さい家だからその分庭が広いね」って笑っていました。家が狭く感じた時期もあったけど、長男はもう家を出てしまったし、次男もあと2年で出ていくだろうし、このあと老後ふたりで住む分にはちょうどいいかもしれないですね。
奥様 このあとは、「メンテナンスが楽なものにする」ことがリフォームのポイントになるかもね。今少し気になっているのは浴室と洗面脱衣室…掃除を頑張っても落ちきらない汚れも目立ってきたし、浴槽ももっと小さくていいなと思います。ウッドデッキも今のもので3代目だけど、次はさすがにプロに依頼してメンテナンスの楽な素材で作ったほうがいいのかな…とも思ったり。その時はまたお願いしますね!
店長林 ライフスタイルの変化はこのあとも何度かありますよね。でも、適切なケアを適切な時期に施していれば、家は本当に長持ちします!これからも大切な家で暮らしつづけていけるように、お手伝いさせていただきますね。
(2023年11月)